スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2021の投稿を表示しています

集計表の書き出し【Revit】

何かと使用する集計表ですが、 BIMソフトを開かずともローカルで確認したい時ってありますよね。 今回は集計表の出力について説明していきましょう。 まず、適当に部屋を作成して、 それを集計表にします。 集計表を出力する時は[ファイル]タブから[書き出し>レポート>集計]の順で選択します。 後は保存して完成! いや~結構簡単でしたね~……ってよく見たらテキストで出力されてない?? ファイルの種類もテキストしか選択できない… ローカルでデータを管理するとなれば、ほとんどの人がExcelを使うんじゃないでしょうか? そうなんです、RevitではExcelの出力がありません! (ARCHICADにはあるのに~) でも大丈夫! まずは一旦落ち着いてテキストを保存します。 保存すると[集計表を書き出し]の画面ができてきます。 ※「列見出しを書き出し」と「タイトルを書き出し」が何故か被っています。 集計表の外観ではタイトルや見出し、空白行など、必要なデータを選択することができます。 これで出力に要らないデータを整理します。 出力オプションはテキストの中身をどのように出力するかを設定できます。 これがExcelの表示の仕方に繋がってきます。 フィールドの区切り記号はカンマ、セミコロン、タブ、スペースが選択できます。 文字の区切り記号はダブルクォーテーション、シングルクォーテーション、なしが選択できます。 ここではフィールド区切り記号をタブ、 文字の区切り記号にはダブルクォーテーションを使用します。 出力したテキストはこのようになります。 保存したテキストファイルをExcelで開くと、 集計表と変わりない配置でセルに収まった状態で表示されました。 Excelファイルで直接開く場合はこの設定がよいみたいです。 他の書出し設定でExcelを開いても、集計表と同じようにに表示できなかったりします。 私が試したのはExcelですが、 別のプログラムで開く際に違う設定を使用するのかもしれませんね。

ビューを複製しよう:番外編【Revit】

 前回の続き 前回はビューの複製を実際にRevitを使いながら見てみましたね。 でも「③従属して複製」だけは他のビューとは少し違っていましたね。 ここではさらに詳しく説明していきます。 おさらいですが「③従属して複製」の特徴は、 ”3D要素・2D要素すべて複製し、複製後に元ビューや複製ビューに3D要素・2D要素を追加・編集を行うと互いに更新されます。” 複製元・複製ビューのどちらから入力してもお互いに作用するので、 ビューの中身が変わらないので意味ないのでは? そう思いますよね…… AUTODESK公式から複製元と従属元の違いについてこのように説明されています。 次のプロパティは、メイン ビューと従属ビュー間で異なる場合があります。 ・向き ・識別情報プロパティ(ビュー テンプレートを除く) ・範囲プロパティ([ビュー範囲]および[関連したレベル]を除く) ・スコープ ボックス ・プロジェクト パラメータ ・共有パラメータ AUTODESK:従属ビューについて 例えば、 「向き」であればプロジェクトの北と真北を変更したり、 「範囲プロパティ」であればビューのトリミング領域を変更したり。 説明ではざっくり”3D要素・2D要素すべて複製し、──”と書きましたが、 「具体的にどのプロパティなの?」と思った方はURLで詳しく説明しているから是非見てね!