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4月, 2021の投稿を表示しています

クラウド ≠ 雲?【データ活用】

どうも、A子です。 社会人のすべての方がスマートフォンを持っている時代。 分からないことがあれば、すぐに検索ができて、WEB上であらゆるサービスが利用できる世の中。 その中でも知らずに使っている便利なサービス「クラウド」について あなたはどこまで説明できますか? クラウドと聞いて「雲」を思い浮かべた人、それも正解です。 ですが、今回はクラウドはクラウドでも「クラウド・コンピューティング」のことです。 クラウドとは? 「ユーザーがサーバーやソフトウェアを待たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用できる」仕組みのことです。 クラウド・コンピューティングと呼ばれることもあります。 クラウドを説明するにするにあたり、比較対象としてあげられるのが「オンプレミス」です。 オンプレミスとは? 自身で情報システムを保有し、自身で設備で運用することです。 サーバーの調達やソフトウェアの導入、その設備設定の作業をする人手など初期投資はかかるものの、カスタマイズ性に優れています。 一見クラウドの方が初期投資なしに簡単に始められるからメリットしかないじゃん! ってなるかもしれんませんが… クラウド事業者が提供している分、カスタマイズにはサービスの範囲内でしか行えないですし、接続スピード、もしもの時の対応、セキュリティ面でも各面に違いが出てきます。 ですので、一概にクラウドが良いとは言い切れません。 私も会社の重要な情報はクラウドには保存せず、自社のサーバー内に保存するといったイメージが強くあります。 具体的にどのようなクラウドサービスがあるの? 有名どころであれば以下の3つです。 ・Amazon Web Service(AWS):Amazon Web Servicesが提供するクラウドサービス ・Google Cloud Platform(GCP):Googleが提供するクラウドサービス ・Microsoft Azure:Microsoftが提供するクラウドサービス どれも聞いたことのある有名なIT企業が提供しています。 2018年時点では、AWSのシェアが最も高く、次いでAzureとなっています。 上記であげたもの、あまり個人でつかうことは少ないかもしれません。 個人で使うクラウドサービスであれば以下の4つが多いと思います。 ・GoogleDrive ・i...

BIMモデルと2D図面の作成作業をを比較してみた①:BIMノススメ その5

こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  仕事のご依頼を頂いた際に、「図面の切り出しの出来るBIMモデル」の作成スケジュールを提示すると、驚かれることが良くあります。 お話を伺ってみると、モデルさえ作れば簡単な操作で、平面図や断面図、立面図ができあがると思われている方が意外に多いです。 とはいえ、作業工程を説明すると「なるほど」と納得されるのですが、よくよく考えてみると、自分自身で検証したことがなく、実際のところ、どれくらいの差があるかは感覚でしか分かっていません。  という事で、BIMモデルと2D図面の作業に関するところを、これから比較検証してみます! アプリケーションは、2Dでは「AUTOCAD」、BIMでは「ARCHICAD」を使って検証してみます。 平、立、断面図を、2D図面として完成させるまでのプロセスの中での操作を中心に比較してみます。 まずは、操作内容について比較してみます。 図面化するために、必要な操作の種類がどのくらいあるか書き出してみました。 AUTOCADでは… 1.線を引く 2.ハッチングを入れる 3.テキストを入力する 4.寸法を入力する 5.線をオフセットする 6.ブロック化する・配置する 7.外部参照 8.ブロック参照 9.線種の設定 10.色の設定 11.コピー 12.貼り付け 13.移動 14.消す 15.線をトリムする 16.線を延長する 17.レイヤーの設定 ポリライン、スプラインは「線」に含めます。 細かな操作は挙げだすとキリがありませんので、代表的なものだとこれくらいだと思います。 ARCHICADでは… 1.壁を設置する 2.柱を設置する 3.梁を設置する 4.スラブを設置する 5.屋根を設置する 6.階段を設置する 7.ゾーンを設置する 8.フロアを設定する 9.通芯を設置する 10.建具を設置する 11.敷地を設置する 12.オブジェクトを設置する(方位、家具など) 13.線を引く 14.りつぶしを入れる 15.テキストを入力する 16.寸法を入力する 17.線をオフセットする 18.ラベルを設置する 19.ホットリンクの設定 20.線種の設定 21.ペンとカラーの設定 22.コピー 23.貼り付け 24.移動 25.消す 26.一括ストレッチ 27.レイヤーの設定 28.断面図マーカーを設置す...

意外と知らないバージョンの付け方【データ活用】

データの活用もBIMのうち… どうも、A子です。 「BIMって3Dモデルが作れるソフトでしょ?」とよく言われます 確かにそうなのですが、最も大切なのはモデルの1つ1つに宿っている情報だと思うんです 情報を扱う者としてデータ活用は必須… そこでデータと上手に付き合っていくため、データに関する記事も投稿していこうかと思います。 そこで今回は初歩的ですが「正しいバージョンの付け方」! 正しくバージョンをつけることがなぜ大事なのか? 例えば、”ユーザー名簿”というExcelデータを上司から「修正してください」と言われました 修正を終えて。上司に修正したデータを提出します。 ですが、追加でまた修正が入りました。 前のデータは残してコピーして、新しいExcelデータで作業します。 その時、あなたはファイル名はなんとつけますか? ・ユーザー名簿.xlsx ・ユーザー名簿_old.xlsx ・ユーザー名簿_田中.xlsx ・ユーザー名簿_編集中.xlsx ・ユーザー名簿_最新版.xlsx ・ユーザー名簿_修正済.xlsx 上記のように、ルール化されていないバージョンの付け方をしてしまうと 後から見た際にどれが最新でどのデータを見ればよいかわかりません 自身で把握していても、他の人にはもっと伝わりにくいですね では、具体的どのようにすれば改善されるか セマンティックバージョニング2.0 に基づいて説明していきます。 セマンティックバージョニング2.0は「X.Y.Z記法」と表します。 バージョンを「.」で区切っており、読み方は「XてんYてんZ」です。 各バージョンごとに意味があり、 X:メジャーバージョン  →システム自体の大規模アップデート Y:マイナーバージョン  → ソフトウェア内の仕様変更、機能追加 Z:パッチバージョン  →バグ修正や誤字脱字の訂正 バージョンって今まで何となく変更していたけど、 このルールがあればバージョンを見ただけでどの程度変更したかわかりますね。 バージョンの書き方は、 「version 5.0.2」「ver. 5.0.2」「v5.0.2」など種類があります。 人によっても書き方が違ってきますね。 書き方のルールもちゃんとあって、 各バージョンを上げるときは、0,1,2,...のように1ずつ上げて、欠番しないようにする (例)「1.0.1」→「1.0.2...