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5月, 2021の投稿を表示しています

傾斜壁を作ろう①【Revit】

どうも、A子です 皆さんはRevitで斜めの壁を作成できるのはご存じですか? 「ARCHICADでは簡単に作れるよね~」 そうなんです ARCHICADでは壁の設定で簡単に傾斜壁が作成できて、角度の調節も可能です 「知ってる!それRevit2021の新機能でしょ!」 それも正解です ARCHICAD同様に壁のプロパティから傾斜壁の設定ができるようになりましたね 是非、試してみてください でも今回はRevit2020で傾斜壁を作っていきたいと思います! 傾斜壁はどうやって作るのか? 順番としては「マス作成>面選択>壁作成」です インプレイスマスを作成して、面選択をして壁を作成します マスができればあとは簡単です! ▼準備 マスを作成しやすいように通り芯を適当に作ります ※この通りに作成しなくてもOK! ▼マス作成 メニュータブから「マス&外構」タブからインプレイスマスを選択する マスの名前を決める画面が出るので適当に入力してOKをクリック 今回は1FLに配置した2FLまでの高さの傾斜壁を作成したいので、マスも1~2FLの高さのものを作成します まず平面図から配置レベルを選択します(今回はレベル1です) そして、「修正」タブのモデルを選択して描画します 平面図から上部レベルを選択し、同じように描画します これを3Dビューで確認し、描画した線分を選択します 選択した状態で「修正|線分」タブから「フォームを作成>ソリッドを作成」を選択します これでマスの形ができました マス終了をクリックすると、作成モードが終了しマスが本来のモデルに反映されます 今回はマスを作成する部分を紹介しました 次回は本番、傾斜壁を作成したいと思います!

BIMモデルと2D図面の作成作業をを比較してみた③BIMノススメ その7

  こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  簡易なボリュームを基本計画レベルの平面、断面図を作成すると想定して、実際に「作図」してみました。  レイヤー、線種、ペン設定等の細かな設定は作業時にはしていません。 AUOCADでは… 約11分かかりました。 ARCHICADでは… 約12分かかりました。 特に何もせずに、3Dもできあがっています。 基本計画レベルの図面では、作業時間はほとんど同じという事になりそうです。 もう少し細かく操作の詳細を言うならば、 前回 の操作「数」の比較の中での、ARCHICADの操作の⑦3D表現のパラメータ、⑧要素情報のパラメータは入力していません。 その上で、立面図や、上図のように3Dもできあがっていることを考えると、プランを作成、検討する作業で言うならば、基本計画からBIMを導入する事の大きなメリットがここに見えてきます。  次回は、曲面を使った計画のデザインなどの検証について比較したいと思います。 …次回に続く

BIMモデルと2D図面の作成作業をを比較してみた②:BIMノススメ その6

 こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  要素を作成するための操作について、「壁」の作成で比較してみたいと思います。  AUTOCADで作成すると…  このような図面を作成した場合、構成する要素として、以下の内容になります。(記載の文字は除きます) ①線 ②レイヤー ③線種 ④色 ⑤ペン幅  同様の内容を断面・立面図にも設定しますので、同じことをあと2回繰り返します。  ARCHICADで作成すると… ①線(壁芯) ②壁オブジェクト 作成した要素の設定として… ③高さのパラメータ(上下の基準と距離:4か所入力) ④材料のパラメータ(壁表現と材料:2か所入力) ⑤形状・厚みのパラメータ(壁厚:1か所入力) ⑥2D表現のパラメータ(表示フロアと断面の色:2か所入力) ⑦3D表現のパラメータ(表現を変更する面と材料:2か所入力) ⑧要素情報のパラメータ(壁の情報をどこまで入力するかによる) ⑧を2か所入力と想定すると、計15回入力します。  単純な入力回数で言えば、AUTOCADは立・断面図を作成するために5回×3=15回かかるので、回数は同じとも言えなくはありませんが、入力する内容を見ると違いがよくわかります。  ARCHICADで入力する場合、平面位置で「壁」を作成する段階で、全ての「壁」において高さ関係について想定をしておかないと、モデルとして3Dで作成することができません。  そういった、事前に想定・検討しておくべきことが、よく言われる「フロントローディング」という発想に繋がっていきます。  次回は、実際に作業した時にどのくらいの時間が掛かるかを比較してみたいと思います。 …次回に続く