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六甲おろしにうなされる:フォトグラメトリに挑戦②

 こんにちは。

I&U BIM STUDIOの片山です。

やってみました「フォトグラメトリ」!なかなか大変です!

 まずは下調べです。インターネットで調べると幾つかのサイトが出てきますので、その中から必要な情報をピックアップすると…

1.PC(できるだけ高性能)

2.カメラ(一眼レフが良い?)

3.フォトグラメトリ用のソフト

これらが必要なようです。色々調べてみると、最近のiPhoneやiPadでフォトグラメトリ用の機能がすでに搭載されているものもあるようです。知りませんでした。手元にありませんでしたので、一旦保留です。まずは、お金をかけずにできることをします。

ということで、順番にそろえてみました。

1.PC ← 曲がりなりにも「BIM」をうたう会社ですので、それなりのPCがあります…のはずです。

2.カメラ ← 10年前のデジタル一眼があったので、これを使いました。

3.フォトグラメトリ用のソフト ← 「3DF Zephyr Free」を試してみます。

 ここで重要な点が一つ。3DF Zephyr Freeは「Free」とあるだけあって、無料で使えますが、写真が50枚までしか使用できません。調べてみると、ある程度のサイズのものをモデル化しようとすると何百枚も撮らないといけないようですので、まずは小さなものから試してみます。

ということでこれ!


かわいいですね。素敵ですね。よく見ると…ほら「六甲おろし」が聞こえてきませんか?そんなあなたは、今、「なんでやねん」と口走ったはずです。

なぜって、I&Uの住所をよく見てください。そして、下にあるMAP内をちょこと右に移動すると、見えてきます…甲子園。まさにうってつけです。(すいません。個人の趣味です…)

ということで、準備は整いました。早速、挑戦してみます!

 被写体の撮影です。撮影のポイントは、できるだけ明るく、手振れが無いような写真を撮ること…だそうなので、それを心がけて撮影してみます。


初めてやりますので、まずはこんな感じで。あまり考えずにぐるっと撮影してみました。手順通りに、写真を取り込んでみます。

えっ…

そのあと何度か試してみました。露出で明るくしたり、撮影枚数を増やしたり色々試しました。本当に厄介です。
ようやく「モデル化成功?」と出てきました。「?」ですが、何かはでてきそうなので、少し期待です。

うっすらと画像が見えます。

3Dモデル化するとこうなりました。
なるほど、いい感じです。でも裏は…

当然、何もありません。使える写真が片側だけですから。でも、少し光が見えてきました。何度もチャレンジです!

次です、どん!
点がたくさん出てきて、素敵な予感がします!

んん?
オゥ、オゥ、オゥオゥ~♪

…次回につづく

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