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1月, 2021の投稿を表示しています

踊るフォトグラメトリ:フォトグラメトリに挑戦④

こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  前回、ようやくモデルができました。 最終的にどうすれば使えるかまでを検証しなければ、「BIM」として使えるかは分かりません。 今回はARCHICADに取り込んで試してみました。 …うるさいです。 はい、適当ですが何か? とりあえず箱に入れました。 実際、モデルのスケールを少しだけ変えましたが、それ以外は何もしていません。 最終的にこうなりました…どん! 思った以上に…とまではいきませんが、モデルとして取り込めると使い道は色々ありそうです。 今回でフォトグラメトリの検証は終了です。 使えるモデルとするには、相当にカメラのテクニックが必要だということが分かりました。この裏で、改修の現場調査の時に試してみたのですが、全くと言っていいほど使えるモデルにはなりませんでした。 実際の建物をモデル化するには、照明やカメラを固定するための機材、何より撮影のためのテクニックそのものの積み重ねが必要なようです。 とはいえ、ここからが「はじまり」です。これからも、やり続けることで、使える技術としていきたいと思います。 では、また次回。

直観的な動作で進めよう【Twinmotion紹介①】

説明書がなくとも、シンプルなインターフェイスで直観的に操作ができる。 リアルタイム3D没入型建築ビジュアライゼーション。 今回はTwinmotionについて紹介したいと思います。 冒頭で説明している「ビジュアライゼーション」とはどういう意味か知らない方もいるかと思います。 ビジュアライゼーション とは、直接見ることのできない事柄や現象、関係性などをイメージすることをいいます。 イメージするだけでなく、画像、図表、データなどとして可視化することを言う場合もあります。 英語では “ visualization ”です。   引用元: ビジュアライゼーションとは 横文字だと分かりにくいかもしれませんが、要は「可視化」「見える化」などといったものです。 Twinmotionはこのビジュアライゼーションのためのツールです。 BIMやCAD ソフトやで作成した設計データ・3Dを基にして、 高画質な画像、パノラマ、ビデオを素早く簡単に作成できるようになります。 このTwinmotionは Unreal Engineと呼ばれるゲームエンジンをベースにしたビジュアライゼーションツールです。 Unreal Engineはゲーム、建築、自動車、ライブ、映画…さまざまな分野で使用できます。 それゆえ、機能も多く操作を覚えるまでに時間がかかることがあります。 その分はTwinmotionは建築に特化していて、 作業画面のアイコンなども見やすくなっており説明書がなくとも直観的に操作できるようになっています。 ここでYouTube公式アカウントから出している Twinmotionの説明動画がございますので参考にどうぞ!!! 初め自身で操作した時は「こんなにも綺麗で鮮やかなモデルが画面越しでできるなんて!」と感動したものです。 今後もTwinmotionに関して皆さんにお伝えしていけたらと思っています。 興味があるという方は 無料体験版 もございますので、是非試してください!

「はじまり」を始めるために:フォトグラメトリに挑戦③

  こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  異次元への扉を開けてしまった前回、何とか現実の世界に戻ってこなくてはなりません。対策を考えます。  モデル化できている部分を改めて見直した時、ひとつ思いつくことがありました。実は、出来上がったモデルの面は異なっているのですが、部屋としては同じ方向からの写真が使われています。つまり、アプリケーションが使えると判断している写真は、同じ方向から光が当たっています。思い出すと、「フォトグラメトリ」のポイントとして「明るさ」がありました。 !! ということで、カメラで「明るさ」を調整するのではなく、場所そのものを「明るい」場所へ変えてみました。被写体全体が明るくなる場所へ。ついでに、枚数もたくさん撮ってみました。 はい、どん! …神々しさを感じます。気が満ちていくようです。 そして、完成です。  色々いびつなところもありますが、それでも写真をPCに処理させるだけで、「簡単」に3Dモデル化できたことに、思わず「すごい」と口走っていました…が、ここで終わりません。なぜなら、ここまでは、写真が撮れて、PCがあれば誰でもできること。そして、この挑戦の本質は写真をモデル化することに非ず…「BIM」として何ができるかを検証することです。ひとまず準備は整いました。  いよいよ、「はじまり」を始めます。 …次回につづく

発電機?いえ、Dynamoです【Dynamo紹介】

新年あけましておめでとうございます! 例年とは違い静かなお正月を過ごして まったりとした生活を過ごした方も多いと思います。 旧年中は暗いニュースばかりでしたが、 今年は明るいニュースが多い一年になってほしいですね~。 仕事を頑張っていくか!ということで本日の本題に入っていきます。 今回はDynamoについてです。 Dynamo?発電機?と思う方もいらっしゃるかもしれません。 発電機と言っても過言ではないですが、 私が紹介するのはプログラミング作業の動力となるツールです。 実際はどんなことができるツール? 繰り返し行われるタスクを自動化したり、パラメータを一斉に追加したりと、 様々なことができるようになっています。 もっとDynamoのことを詳しく知りたいという方は こちら を参照してください! 面倒な作業を自動化してくれるという夢のようなツールですが、 プログラミングという言葉を聞いて、「あ、だめかも…」と思う方もいるかもしれません。 でも実際作業する画面には知らないプログラミング言語がズラーーーーっと並んでいるんわけではありません。 視覚的に構成していくビジュアルプログラミングです。 参考: Dynamo>ビジュアルプログラミングの概要 実際に上図は「指定された点を円弧を描画する」といった内容ですが、 ビジュアルプログラミングであれば苦手意識も薄まるのではないでしょうか? 私も少しづつ勉強していっているので、またDynamoについての投稿していきたいと思います!