こんにちは。
I&U BIM STUDIOの片山です。
実務でBIMに携わっていると、「BIMってめんどくさい」と言われることがよくあります。
理由を聞いてみると…
①モデルを作って図面を切り出しても、交わるところがキレイに出てこない。
②文字を入力する時に、2DCADみたいに効率よく入力できない。
③そもそも平面図を作ったら、平面詳細図もできてるはずなのにできていない。
④オブジェクトのディテールを修正したくてもできない。(建具枠とか)
⑤内部仕上表などの文字系の図面を思うようにレイアウトできない。
⑥データが重くなって、開けなくなる。
⑦結局、モデル上で加筆したり、別に図面を描かないといけない。
…とのことです。
?
ちょっと待って!
それはBIMやなくてBM…ブムやん!
なんかどこぞの、妖怪人間みたいです。
大抵の方のBIMのイメージは…一般図から、詳細図まで、これまで2Dで作図した図面が、モデルを切断したら出来上がって、しかもパースもできるし、ムービーもできる…なんて素敵なんでしょう!
…と夢いっぱい、胸いっぱいですが、実際、業務としてやろうとすると、モデルをつくって、切断しても、普通の図面にすらならない…結局はヴィジュアル用のモデルの「タタキ」としてしか使用されず、別に2Dの図面を作成して、手間と経費だけがかさんで、何も産み出していなないという結果が「めんどくさい」ということにつながるようです。
そういう物件をいくつも見かけます。
…なのでもう一度、今度はこそっと言いますけど…それBIMとちゃいますよ。
早くBIMモデルになりた~い♪
…次回に続く
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