Revitはレベルを入力する時、断面図または立面図を開いて書き込んでいきます。 1つ1つ手作業で入力して、名前も変更しながらだと少々面倒になります… ここで練習としてDynamoで一括で入力できるようにプログラミングしていきます。 今回作成したい建物階層はこんな感じです。 これはARCHICADの画面ですがこんな構成でやっていきたいですね。 レベルを作成する時に使用するノードですが、以下の4つあります。 Level.ByElevation → 高さを指定してRevitレベルを作成 Level.ByElevationAndName → プロジェクト内での高さろ名称を指定してRevitレベルを作成 Level.ByLevelAndOffset → 既存のレベルからオフセット距離を指定してRevitレベルを作成 Level.ByLevelOffsetAndName → 既存のレベルからオフセット距離を指定し、新しいレベルの名称を設定したRevitレベルを作成 名称を指定しないLevel.ByElevation、Level.ByLevelAndOffsetはRevit内で適当に名称がつけられます。("1F"というレベル名をRevit上でコピーしたら"1G"というレベルができるみたいに…) ここでは名称は指定してレベルを作成していきます。 基準となるGLをLevel.ByElevationAndNameで作成します。 このレベルを利用してLevel.ByLevelOffsetAndNameで1Fを作成します。 GLと1Fの間には300の高さがあるので、オフセット300にします。 この要領ですべて作成していきます。 ですが、作成はできるものの 階数が増えればノードを増やす必要があったり、 Code Blockを直接書き換える必要があるのは非常に使いにくいですね… オフセットも作成する階高の1つ下の階高を入力したりと間違えやすいような。 必要な情報は ・レベルの名称 ・高度(もしくは基準となる高度1つと階高) ここからどうやって改良していきましょうか… 次回はExcelを使ってみようかな。
皆さん、こんにちは。 今日はDynamoについてお話していきます。 こちらの記事 でDynamoを軽~く紹介しました。 こちらを読んで、「へぇ~便利なんだ~」と思っていただけたら嬉しいです。 でも、便利になるとはいえ 実際に操作するとなるとどこから手をつけていいか… もちろんDynamoには基本的なルールが存在していて、 そのルールに沿って使用しないと動作はしません。 Dynamoはノードといわれるブロックをワイヤで繋いで作成していきます。 これだけ聞けば操作は簡単で単純のように聞こえますが、 Dynamoはそれゆえ奥が深いのです。 ワイヤはノードに含まれる情報を送信する電線と例えられます。 注意する点としては出力する時と入力する時のデータの形式が基本的に同じである必要があります。 数字なら数字、文字なら文字で揃えます。 ワイヤは言ってしまえば、「繋ぐだけ」。 注意さえしていれば、そこまで問題になるようなこともありませ 私はそれよりもノードが重要だと思っています。 Dynamoはさまざまなことができるようになっています。 さまざまなことができるということは、それに応じた機能もたくさん存在します。 いざDynamoを触ろうと思っても、どんなノードがあるかを知る必要があります。 何ができて何ができないのか、Dynamoを知る必要があるということです。 Dynamoを開きライブラリで検索して、学んでも良し。 学習方法はさまざまありますが、私はこの Dynamo辞書 を使用しています。 サイト自体は英語表記されていて、英語での検索が必要になりますが 必要な情報が一覧で確認できて説明文とサンプルファイルが用意されています。 最初の間は使用したいノードが見つかっても、どのようなノードとワイヤで繋げればいいのかも迷ってしまします。 そんな時にも活用してみてください! 皆さんも是非、Dynamoを使ってRevitを便利にしていきましょう。