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クラウド ≠ 雲?【データ活用】

どうも、A子です。 社会人のすべての方がスマートフォンを持っている時代。 分からないことがあれば、すぐに検索ができて、WEB上であらゆるサービスが利用できる世の中。 その中でも知らずに使っている便利なサービス「クラウド」について あなたはどこまで説明できますか? クラウドと聞いて「雲」を思い浮かべた人、それも正解です。 ですが、今回はクラウドはクラウドでも「クラウド・コンピューティング」のことです。 クラウドとは? 「ユーザーがサーバーやソフトウェアを待たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用できる」仕組みのことです。 クラウド・コンピューティングと呼ばれることもあります。 クラウドを説明するにするにあたり、比較対象としてあげられるのが「オンプレミス」です。 オンプレミスとは? 自身で情報システムを保有し、自身で設備で運用することです。 サーバーの調達やソフトウェアの導入、その設備設定の作業をする人手など初期投資はかかるものの、カスタマイズ性に優れています。 一見クラウドの方が初期投資なしに簡単に始められるからメリットしかないじゃん! ってなるかもしれんませんが… クラウド事業者が提供している分、カスタマイズにはサービスの範囲内でしか行えないですし、接続スピード、もしもの時の対応、セキュリティ面でも各面に違いが出てきます。 ですので、一概にクラウドが良いとは言い切れません。 私も会社の重要な情報はクラウドには保存せず、自社のサーバー内に保存するといったイメージが強くあります。 具体的にどのようなクラウドサービスがあるの? 有名どころであれば以下の3つです。 ・Amazon Web Service(AWS):Amazon Web Servicesが提供するクラウドサービス ・Google Cloud Platform(GCP):Googleが提供するクラウドサービス ・Microsoft Azure:Microsoftが提供するクラウドサービス どれも聞いたことのある有名なIT企業が提供しています。 2018年時点では、AWSのシェアが最も高く、次いでAzureとなっています。 上記であげたもの、あまり個人でつかうことは少ないかもしれません。 個人で使うクラウドサービスであれば以下の4つが多いと思います。 ・GoogleDrive ・i...

BIMモデルと2D図面の作成作業をを比較してみた①:BIMノススメ その5

こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  仕事のご依頼を頂いた際に、「図面の切り出しの出来るBIMモデル」の作成スケジュールを提示すると、驚かれることが良くあります。 お話を伺ってみると、モデルさえ作れば簡単な操作で、平面図や断面図、立面図ができあがると思われている方が意外に多いです。 とはいえ、作業工程を説明すると「なるほど」と納得されるのですが、よくよく考えてみると、自分自身で検証したことがなく、実際のところ、どれくらいの差があるかは感覚でしか分かっていません。  という事で、BIMモデルと2D図面の作業に関するところを、これから比較検証してみます! アプリケーションは、2Dでは「AUTOCAD」、BIMでは「ARCHICAD」を使って検証してみます。 平、立、断面図を、2D図面として完成させるまでのプロセスの中での操作を中心に比較してみます。 まずは、操作内容について比較してみます。 図面化するために、必要な操作の種類がどのくらいあるか書き出してみました。 AUTOCADでは… 1.線を引く 2.ハッチングを入れる 3.テキストを入力する 4.寸法を入力する 5.線をオフセットする 6.ブロック化する・配置する 7.外部参照 8.ブロック参照 9.線種の設定 10.色の設定 11.コピー 12.貼り付け 13.移動 14.消す 15.線をトリムする 16.線を延長する 17.レイヤーの設定 ポリライン、スプラインは「線」に含めます。 細かな操作は挙げだすとキリがありませんので、代表的なものだとこれくらいだと思います。 ARCHICADでは… 1.壁を設置する 2.柱を設置する 3.梁を設置する 4.スラブを設置する 5.屋根を設置する 6.階段を設置する 7.ゾーンを設置する 8.フロアを設定する 9.通芯を設置する 10.建具を設置する 11.敷地を設置する 12.オブジェクトを設置する(方位、家具など) 13.線を引く 14.りつぶしを入れる 15.テキストを入力する 16.寸法を入力する 17.線をオフセットする 18.ラベルを設置する 19.ホットリンクの設定 20.線種の設定 21.ペンとカラーの設定 22.コピー 23.貼り付け 24.移動 25.消す 26.一括ストレッチ 27.レイヤーの設定 28.断面図マーカーを設置す...

意外と知らないバージョンの付け方【データ活用】

データの活用もBIMのうち… どうも、A子です。 「BIMって3Dモデルが作れるソフトでしょ?」とよく言われます 確かにそうなのですが、最も大切なのはモデルの1つ1つに宿っている情報だと思うんです 情報を扱う者としてデータ活用は必須… そこでデータと上手に付き合っていくため、データに関する記事も投稿していこうかと思います。 そこで今回は初歩的ですが「正しいバージョンの付け方」! 正しくバージョンをつけることがなぜ大事なのか? 例えば、”ユーザー名簿”というExcelデータを上司から「修正してください」と言われました 修正を終えて。上司に修正したデータを提出します。 ですが、追加でまた修正が入りました。 前のデータは残してコピーして、新しいExcelデータで作業します。 その時、あなたはファイル名はなんとつけますか? ・ユーザー名簿.xlsx ・ユーザー名簿_old.xlsx ・ユーザー名簿_田中.xlsx ・ユーザー名簿_編集中.xlsx ・ユーザー名簿_最新版.xlsx ・ユーザー名簿_修正済.xlsx 上記のように、ルール化されていないバージョンの付け方をしてしまうと 後から見た際にどれが最新でどのデータを見ればよいかわかりません 自身で把握していても、他の人にはもっと伝わりにくいですね では、具体的どのようにすれば改善されるか セマンティックバージョニング2.0 に基づいて説明していきます。 セマンティックバージョニング2.0は「X.Y.Z記法」と表します。 バージョンを「.」で区切っており、読み方は「XてんYてんZ」です。 各バージョンごとに意味があり、 X:メジャーバージョン  →システム自体の大規模アップデート Y:マイナーバージョン  → ソフトウェア内の仕様変更、機能追加 Z:パッチバージョン  →バグ修正や誤字脱字の訂正 バージョンって今まで何となく変更していたけど、 このルールがあればバージョンを見ただけでどの程度変更したかわかりますね。 バージョンの書き方は、 「version 5.0.2」「ver. 5.0.2」「v5.0.2」など種類があります。 人によっても書き方が違ってきますね。 書き方のルールもちゃんとあって、 各バージョンを上げるときは、0,1,2,...のように1ずつ上げて、欠番しないようにする (例)「1.0.1」→「1.0.2...

共有パラメータ、意外といけるかも?【Revit】

 おはようございます! 『 共有パラメータは難しい…【Revit】 』の続きです。 共有パラメータがどんなものか少しわかってきたところで作成方法から紹介していきます。 ▼共有パラメータ作成方法 ①[管理>共有パラメータ]をクリック ※以前に共有パラメータを参照してファイルパスが切れていると、以下のメッセージが出ます 共有パラメータ設定画面では 参照:既存の共有パラメータファイルを参照する(ファイルパスが左側に記載される) 作成:新規に共有パラメータを作成する ②[共有パラメータ>グループ>新規作成][共有パラメータ>パラメータ>新規作成]をクリックして新規作成 ※パラメータ作成時、所属させるグループの画面を開いた状態で新規作成を行う ③新規作成が完了したら、OKボタンをクリック これで完成です! OKボタンを押すだけで共有パラメータファイル(txt形式)に自動で保存されます でも作成をするだけでは共有パラメータは活かせません。 [管理>プロジェクトパラメータ>追加]をクリックしてパラメータプロパティを表示させましょう。 ここまでの細かい操作は前回の記事を参考にしてね! パラメータタイプ:共有パラメータを選択(追加したい共有パラメータを選択) パラメータデータ:パラメータグループを該当する項目に選択 カテゴリ:パラメータを反映させるカテゴリを選択 パラメータタイプを共有パラメータにすると パラメータデータの名前、専門分野、パラメータタイプは自動で入力されて変更はできませんよ~ ここまで来てやっと完了です! 実際に反映させたものを見てみると… カテゴリ:建具、パラメータグループ:その他 で「建具仕上」が反映されています。 今回作った共有パラメータは別プロジェクトでも同じように設定ができるので 独自のプロパティを作成したい時に最初から設定しなくても良くて便利ですね! 皆さんも是非活用してみましょう~

何も語らない君の瞳に愛をさがしても:BIMノススメ その3

 こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。 BIMへの真実の愛に気付いた方なら、おわかりですね。 愛のない、空虚なモデル…それがBMの正体です。 そこから情報を取り出そうとしても、何も語ってはくれません。 想いの通じないモデル…仮面BMモデルとでも言いましょうか。 そんな悲しいBMを産み出さないために、そして、これから本当のBIMと共に生きていくために…私たちは常にモデルへの真実の愛を注いでいかなければなりません。 改めて考えてみましょう。 愛を持たないBMモデル…産み出される原因は、次のように言えるでしょう。 ①過去を引きずっている。 →2D図面の表現にこだわっている。 ②その場限り、もしくはキープ。 →使えれば使うし、できなければ2D図面で対応する。 ③そもそも愛がない。 →情報が入力されていない。 哀しき仮面BMモデル…アナログとデジタルの狭間の今だからこそ存在する、人の心の弱さが生み出した犠牲者。 しかしながら、そういうことであれば、本物のBIMモデルを生み出すには、この逆をすればよいことがわかります。 何も語らない 君の瞳もいつか想い出となる 言葉にならない 悲しみのトンネルを さぁくぐり抜けよう …次回に続く

共有パラメータは難しい…【Revit】

おはようございます! Revitでは土台となる設定がすべて… プロジェクトパラメータに続き、共有パラメータについて紹介していきます。 ▼共有パラメータとは? 複数のファミリまたはプロジェクトで使用できるパラメータ。 共有パラメータはファミリやプロジェクトとは独立したファイルに保存されるため、様々なパラメータの中で唯一プロジェクトを跨いで活用できるものになります。 共有パラメータファイルはtxt形式で保存されます。 プロジェクトを跨いで活用できるという点が特徴的ですね。 自身が作成したパラメータも相手が共有パラメータファイルを参照するだけでプロジェクトに取り込める便利さがありますね。 相手側も同じようにパラメータを作成したりして重複するといったことがなくなります。 そして、GUIDという世界中で重複することがないID番号で、 パラメータを規定できる特徴を持っています。 ▼GUIDとは? グローバル一意識別子(ぐろーばるいちいしきべつし)。 「8桁-4桁-4桁-4桁-12桁」の計32桁のID番号です。 Revitでは新たなパラメータを追加してもID番号が重複することはありません。 ひとつの共有パラメータでは同じ名称で追加できない仕組みになっていますが 別ファイルにそれぞれ同一名称のものがあってもID番号は違うので別物として扱われます。 別物として扱われると集計の時に困てしますので気を付けましょう。 なにやら難しそうな気もしますね… 簡単にまとめると ・共有パラメータはファミリやプロジェクトとは別に独立したファイル ・様々なパラメータがある中で唯一プロジェクトを跨いで使用できる ・GUIDという世界で重複することがないID番号で規定されている このような感じですかね? 次回は実際に作成してみましょう!

愛にできることはまだあるかい:BIMノススメ その2

 こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。   大量発生中のBM。 3Dのビジュアルや、2Dで加筆された図面がキチンとできているのでなかなか気付きません。 しかしながら、この生態からBIMの本質を考えることができます。 まずは、基本を押さえましょう。 そもそもの言葉の定義として… B:Building I:information M:modeling そう、BMには、I…愛がありません。 ですから、BIMへと成長させるには、モデルへの愛…モデルの中に入力されたinformation、情報が必要になってきます。 そこで、BIMの「I」について考えていきます。 モデルの「情報」とは… BIM/CIM(Building/ Construction Information Modeling, Management)とは、コンピュータ 上に作成した3次元の形状情報(3次元モデル)に加え、構造物及び構造物を構成する部材等の名 称、形状、寸法、物性及び物性値(強度等)、数量、そのほか付与が可能な情報(属性情報)とそれ らを補足する資料(参照資料)を併せ持つ構造物に関連する情報モデル(BIM/CIM モデル)を構築すること(Building/ Construction Information Modeling)、及び、構築した BIM/CIM モデルに 内包される情報を管理・活用すること(Building/ Construction Information Management)をいう。 (BIM/CIM活用ガイドライン(案)より) 定義からではよくわかりませんので、視点を変えて、アプリケーションの機能側から見ていきます。 アプリケーションで使われているパラメーター、プロパティ、分類…などと言われるものが、どうやら、それにあてはまるようです。 種類も数も使うソフトによって様々ですが、当然ながら、共通点があります。 それは、そこには「リアルな情報」が入力されるということです。 2DCADで線などに含まれる情報…レイヤー、色設定やペン設定等は作図のための情報ですが、それは部材に対しての「リアルな情報」ではありません。 もう、お分かりですよね。 それがBIMの真実の「愛」なのです。 愛にできることはまだあるよ 僕にできることはまだあるよ …次回に続...

プロジェクトパラメータって?【Revit】

おはようございます! Revitモデルを管理しているとパラメータという単語をよく見かけます。 パラメータにも複数ありまして…… ・プロジェクトパラメータ ・共有パラメータ ・ファミリパラメータ ・グローバルパラメータ ・タイプパラメータ ・インスタンスパラメータ この中の タイプとインスタンス は以前に紹介しましたね! タイプパラメータとインスタンスパラメータはプロジェクトパラメータ、共有パラメータ、ファミリパラメータの中にが存在します。 複数存在するパラメータの内、今回はプロジェクトパラメータについて説明していきます。 ▼プロジェクトパラメータとは? プロジェクトパラメータは各プロジェクトファイルに固有のパラメータです。 ですので、他のプロジェクトと共有することはできません。 要素やシート、ビューの複数カテゴリを指定することによってパラメータを追加できます。 集計表、並び替え、フィルタリングに使用されます。 ▼プロジェクトパラメータ作成方法 ①[管理>プロジェクトパラメータ]をクリック ②[プロジェクトパラメータ>追加]をクリック ③パラメータプロパティを以下のように編集      パラメータタイプ:プロジェクトパラメータを選択      パラメータデータ:名前、パラメータタイプ等を該当する項目に選択      カテゴリ:パラメータを反映させるカテゴリ(柱、壁、部屋など)を選択 今回は例として画像のように設定しました。参考にどうぞ 設定が終わったらOKボタンを押すのを忘れずに! ④プロジェクトパラメータ画面で追加されているのを確認し、もう一度OKボタンをクリック ※この画面でOKボタンを押さないと今作成したパラメータは消えてしまいます これで操作は完了です! 実際に反映しているのか見てみましょう! 例として部屋カテゴリを選択したので適当な部屋を選択状態にしてプロパティを見ると… しっかり反映されていますね! データタイプは[はい/いいえ]を選択したのでチェックボックが入力欄に表示されています これで自由にプロパティを入力できます 次回はパラメータの1つ、共有パラメータについて紹介していきましょう

闇に隠れて生きる~♪:BIMノススメ その1

こんにちは。 I&U BIM STUDIOの片山です。  実務でBIMに携わっていると、「BIMってめんどくさい」と言われることがよくあります。 理由を聞いてみると… ①モデルを作って図面を切り出しても、交わるところがキレイに出てこない。 ②文字を入力する時に、2DCADみたいに効率よく入力できない。 ③そもそも平面図を作ったら、平面詳細図もできてるはずなのにできていない。 ④オブジェクトのディテールを修正したくてもできない。(建具枠とか) ⑤内部仕上表などの文字系の図面を思うようにレイアウトできない。 ⑥データが重くなって、開けなくなる。 ⑦結局、モデル上で加筆したり、別に図面を描かないといけない。 …とのことです。 ? ちょっと待って! それはBIMやなくてBM…ブムやん! なんかどこぞの、妖怪人間みたいです。 大抵の方のBIMのイメージは…一般図から、詳細図まで、これまで2Dで作図した図面が、モデルを切断したら出来上がって、しかもパースもできるし、ムービーもできる…なんて素敵なんでしょう! …と夢いっぱい、胸いっぱいですが、実際、業務としてやろうとすると、モデルをつくって、切断しても、普通の図面にすらならない…結局はヴィジュアル用のモデルの「タタキ」としてしか使用されず、別に2Dの図面を作成して、手間と経費だけがかさんで、何も産み出していなないという結果が「めんどくさい」ということにつながるようです。 そういう物件をいくつも見かけます。 …なのでもう一度、今度はこそっと言いますけど…それBIMとちゃいますよ。 早くBIMモデルになりた~い♪ …次回に続く